トンデモ質疑

経済産業委員会

2019.3.20:メタンプルーム


資源エネルギー調査会

トリチウム

■青山

  • 他の原発で海洋放出しているトリチウム汚染水を、福島第一だけ放出しないのは不当。
  • 莫大な税金が浪費されている、信じ難い。これを報じない「オールドメディア」は異常。
  • 放出しないと漁家への新たな風評被害が生じる。

■事実

  • 福島第一はトリチウム以外の放射性物質の濃度が排水の法令基準値を超過しているため放出できない。
  • 多くのメディアが「放出できない理由」を報道済み。
  • 漁家は風評被害を恐れ放出に反対。
青山繁晴:原発
原発

汚染水の公聴会大もめ~海洋放出に反対意見次々
汚染水の公聴会大もめ~海洋放出に反対意見次々

青山:トリチウム解説@虎ノ門ニュース

事実:トリチウム以外の問題で放出不可


メタンプルーム

青山

  • ぼくが提案し、国が無視してきたプルームが今世界で資源として注目されている。証拠の資料もある。
  • 国がもっと投資しないと取り残される。

事実

  • 国はプルームを2004年から調査しているが資源ではない(採算が合わない)ため開発していない。
  • 世界はプルームを地球温暖化の要因として注目しており、資源化の研究ではない。
  • まともな見積もり(賦存量、回収方法、回収率、コスト、売価)のない投資は税金の無駄遣い。

補足

青山繁晴:メタンハイドレート
メタハイ
青山繁晴:メタンプルーム概要
メタンプルーム概要

問題発言

誤は「書き起こし」より引用、正は@aoyama_shigeが指摘

一覧

  青山(誤)
1  最初は政府が全然相手にしてくれなかったが、今や産総研でメタンハイドレート、隔世の感がある。 東大、独立総研他の2004~の共同研究も科研費他の国の予算が累計十数億単位で下りている。表層型はまず学術的な研究が必要だったため。
2  太平洋側に多いとされる砂層型と、日本海側に多いとされる表層型。世界はその先を行ってて、その2つに、メタンプルームを加えた3類型になっている。  なってない。しいて言うなら海面表層でなく、泥層の中にゴロゴロとした塊として存在するものをフラクチャ型と呼んでいる。ちなみにプルームを「煙突」と言っていたが、実際は「柱」と言う意味。煙突なのはガスチムニー構造の「チムニー」。
3  エネ庁と産総研は頑張って3年間、表層型メタンハイドレートの賦存量を調べたが、その調査でわざわざメタンプルームを全部無視した。  無視したというより、メタンプルームは資源ではなため調査する必要がなかった。
4 空洞みたいになっている所だけを調べて、そこから詰まってる所だけ探して、6億リューベだと。 これが青山センセが散々言うてきたメタハイの実情。実際は空洞じゃなくてガスチムニー構造。250x250x120mのマウンドの内約60%がハイドレートであり、極めて濃集率の高いガスチムニー構造。
5 これは日本が使ってる天然ガスの2日分しかない。2日分しかないのにお金出して調査できない。 かつての青山センセは上越海丘だけで一年分のメタハイが有ると言っていた。
6 ところが資料にあるように、量は多い、1000年以上ポコポコと出続けている。 量は圧倒的に少ない。千春博士の試算によればプルーム一本あたり数世帯分のガス生産量。
7 なので、今あえてこの調査で分かったとは思えない、手法に問題も課題もあったということをお認めになったと受け止めた。 ただ単に表層型のメタンハイドレートは分布状況がマチマチだから、一箇所6億立米x1742箇所という全体の賦存量計算はしない方が良い、と言うだけで何故こうなる??????
8 逆に言えば、アメリカはどうも手応えを掴んでいるということ。 資源としてのメタンプルーム研究は存在しない。青山千春博士さえ国際学会ではメタンプルームが資源なんて言わない。
9 第三のメタンハイドレートであるメタンプルームが数百キロにわたって帯状に存在してると。 北極圏のメタンハイドレートは近くで押し出されたり、圧力変化や溶解によって放出されていると考えられており、気候変動に大きな影響を与えられているのではないか、と危惧されている。主に温暖化ガス監視の為の研究である。
10 これは何を言ってるかと言うと、メタンプルームは日本政府は全然やらなかったが、民間で日本はトップランナーだったんですけど、もう今や、ドイツや中国やアメリカに追い抜かれつつあるということ。

ほぼ全てのメタンプルームに関する研究は「気候変動」が主なテーマであり、むしろ見つからない方が嬉しい代物。

温暖化アピール、脱炭素エネルギー、代替エネルギーへの投資が目的だと思われる。

11 表層型メタハイだけだとどうもコストに見合わないんじゃないかってことを、韓国は考えていて、メタンプルームっていうものが実は日本海側にたくさん出てるので、それに新たに着目して採泥を始めた恐れもあります。

実際は結構昔の話。むしろ採泥したという事はメタンプルームみたいなものは関係ない証拠。

今までずっと漁船の魚探でメタンプルーム探せるとか言っておいてそりゃないだろ。韓国の漁船は暫定水域ガンガン入ってるんだから。

青山先生は2014年に竹島沖の表層型メタンハイドレートを韓国が実用化する、というデマも訂正していない。

12 日本も3類型に踏み出して、エネルギーはベストミックスが必要、その中にはメタンハイドレートもあって、プルームにも取り組んでいただきたい。

要は嫁さんに金よこせや!って話。ただ僕益の為にこそ。

13 この中でメタンプルームを新たに海洋調査の対象とすることを明記をしている。これから調査をしていくということは是非ご理解をいただきたい」 表層型メタンハイドレートの海洋算出試験場所選定のためにメタンプルームも一応見とくよ、と書いてあるだけ。ただの茶番。
14 政府の取り組みは遅れてるが、研究レベルはまだかろうじてトップランナーです。 使いモンにならない資源をチビチビと研究し続けるのは日本だけ。
15 これは和歌山県の潮岬ですが、すなわち日本海側じゃなくて太平洋側にもメタンプルーム、表層型でなくてもメタンプルームが立つということが事実上初めて実証された。 ハイドレート起源だとは分かっていない。海底ガス田の為の調査時にもメタンガスの湧出は頻繁に確認されている。千葉の目の前にもでてる。
16 政府側の答弁の中に、メタンプルームで海面に届いてるものがあるとあった。 世界的には確認されているが、日本では稀。メタンは水に溶けやすく、実際にはほとんどが大気に到達する事なく海中に溶けている。
17 これ前から経産省も分かってるんですが、利権も繋がっていて、海外から買えばいいという発想でいたから、在来型も含めて日本は資源のない国じゃないってことが無視されてきたわけです。

在来型も含めて調査もされてきており、すでに海底ガス油田も稼働中。

何より日本にはコストに見合う量がないだけ。採っても赤字のエネルギーを開発するだけ無駄。実際石炭は日本お減殺の使用量全て国産で賄っても数十年分存在すが、海外から買ったほうが安いから採らない。

18 だからメタンハイドレートと合わせて在来型も調査研究すべきだと思っております。 ずっとしてる。佐渡沖を調査した際にはメタハイの妨害!とかいってたのに青山先生。
19 研究者によれば、なんとこれを産総研あるいはエネ庁に提出する時に、メタンプルームは書いちゃいけないと言われたと。

研究者(嫁=青山千春)

元々の回収技術公募の条件は「ガスチムニー構造からのガス回収」であり、メタンプルームを取る!と書いてきたら「アホか!やり直せ!」と言うのが当たり前のスジ。結局世界に存在しない深海海中ブルドーザーを登場して公募を受諾。1500万円の研究費を得ている。

 

文中指摘

過去の「トンデモ質疑」

経済産業委員会、資源エネルギー調査会のトンデモ議員

原発汚染物質

公約【福島原子力災害の克服】

→的外れで相手にされず

メタンプルーム2018

メタンハイドレート
  • シャーベット状 ✖
 メタンプルーム
  • 海底のメタハイが分離したもの ✖
  • 下には必ずメタハイがある ✖
  • プルーム自体の資源化✖